インサイドセールスツールおすすめ9選!選定ポイントも解説

インサイドセールスツールおすすめ9選!選定ポイントも解説

「インサイドセールスツールのおすすめは?」

「インサイドセールスツールを選ぶポイントは?」

このような疑問を持っていませんか。

インサイドセールスでは、ツールを活用すると業務効率が大幅にアップし、結果的に企業の売上を伸ばす要因になるでしょう。とはいえインサイドセールスツールといっても様々なツールが提供されています。

そこで本記事では、インサイドセールスツールのおすすめについて解説します。ツールを選ぶポイントについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

インサイドセールスとは

インサイドセールスとは、リードにメールや電話などのWebツールを利用して、営業を行う手法です。インサイドセールスには、リードが抱える課題やニーズをヒアリングし、受注確度が高まった状態で外勤営業のフィールドセールスに引き渡す役割があります。

インサイドセールスツールとは?

インサイドセールスツールとは、インサイドセールスが行う業務をサポートするツールのことです。インサイドセールスは大量のリードを抱えているので、すべての顧客情報や進捗状況をツールなしで管理するのは、難しいでしょう。

インサイドセールスツールを取り入れると、情報を一元管理し、各リードの進捗状況が可視化されます。その結果、リードに最適なタイミングでアプローチが可能です。ツールによっては電話内容を自動で文字起こしする機能もついています。

インサイドセールスツールの機能はたくさんあるので、自社の導入目的から決めて、目的に合ったツールを利用するのがおすすめです。

インサイドセールスツールの種類は4つ|それぞれの強みについて解説

インサイドセールスツールには以下の3種類があります。

  1. SFA・CRMツール|営業活動を効率化と顧客と関係構築
  2. MAツール|リードナーチャリングに最適
  3. ウェブ商談ツール|訴求力を高められる

それぞれの強みも踏まえて、順番に解説します。

SFA・CRMツール|営業活動を効率化と顧客と関係構築

インサイドセールスツールの1つにSFAツールCRMツールがあります。違いは以下の表にまとめました。

SFACRM
特徴・営業プロセスの効率化・情報の共有・顧客との関係構築と維持
強み・効率的な情報管理・営業ノウハウや顧客情報を共有できる・顧客情報の一元管理・顧客の行動履歴や購入履歴から分析できる

インサイドセールスでは、顧客とのコミュニケーション内容をデータ化し、管理するのが重要です。

たとえば課題が明確である顧客であれば、次にどんなアプローチをすれば良いかが把握できます。一方で、課題が明確でない顧客であれば、課題を探るようなアプローチを行います。

顧客によって状況は違うので、SFAツールやCRMツールで管理することで、顧客に対して最適なアプローチを実施しやすいです。

MAツール|リードナーチャリングに最適

MAとは「Marketing Automation(マーケティング・オートメーション)」の略で、日本語では「マーケティング活動の自動化」と訳されています。これは収益の向上と業務効率化を目的としたマーケティングスキルで、新規顧客の獲得や見込み顧客の育成を自動化、効率化の役割を担っています。

つまり、MAツールは新規顧客の獲得や見込み顧客の育成などマーケティング施策をサポートするためのものです。MAツールを用いることで、見込み顧客の検討度を可視化し、数値ごとに最適なアプローチを行えます。

リードナーチャリングを本格的に行いたい方にとっては必要不可欠なツールです。

ウェブ商談ツール|訴求力を高められる

ウェブ商談ツールとは、顧客と直接対面しないで、オンライン上でスムーズに商談できるツールです。ウェブ上なので、対面と比べて心理的なハードルは下がります。その結果、アポイントが獲得しやすいです。

また顧客にファイルを見せる際のファイル共有機能や録画・録音などのレポート機能なども利用できます。

インサイドセールスツールのメリット|業務効率化が可能

インサイドセールスツールのメリットは以下の2つです。

  1. 営業に必要な時間が短縮できる
  2. 商談数が増える

順番に解説します。

営業に必要な時間が短縮できる

インサイドセールスツールを使うと、営業に必要な時間が短縮できます。

インサイドセールスが抱える顧客数が多く、対面で全てこなすのは難しいです。しかし、インサイドセールスツールの1つであるウェブ商談ツールを使うことで、顧客先まで行く必要がなくなりました。これにより、営業に必要な時間を短縮できます。

またSFAツールやCRMツールを用いることで、営業活動のプロセスも短縮可能です。具体的には、SFAツールを使うことで、請求書や契約書の作成などを自動で作れます。またCRMツールを使うことで、顧客のニーズに合わせた営業ができるので、無駄を省いた営業が見込めます。

このようにインサイドセールスツールは、営業に必要な時間やプロセスが短縮可能です。

商談数が増える

インサイドセールスツールを使うことで、商談数が増えます。一般的には営業は顧客先まで足を運んでいますが、訪問して商談する件数には限界があります。

そこでインサイドセールスツールを利用すると、顧客先に訪問する必要がないので、本来の移動時間を全て商談に充てられます。

このようにインサイドセールスツールを用いると、移動するであろう時間も商談できるので、商談数が増えます。

インサイドセールスツールのデメリット|導入初期に注意

インサイドセールスツールのデメリットについては、以下の2つです。

  1. 時間と導入コストがかかる
  2. 他部門と連携しなければならない

順番に詳しく解説します。

時間と導入コストがかかる

インサイドセールスツールを導入したいときは、ツールの選定から始めるので、時間がかかります。ただ闇雲にインサイドセールスツールを選ぶのではなく、自社にある課題を解決する機能がついたツールを選ばなければなりません。

またインサイドセールスツールは、導入コストもかかります。便利な機能がついていたり、ユーザー数が多かったりすると費用は高いです。

インサイドセールスツールを導入する場合は、余裕を持ったスケジュールで進めていきましょう。

他部門と連携しなければならない

インサイドセールスツールは営業部門だけでなく、他部門とも連携しなければなりません。ツールを効果的に使うには、他部門との連携が必要ですが、他部門に大きな負担をかけるかもしれません。

例えば新たなSFAを導入して、請求書を業務部門に送ると、今まで使っていたフォーマットと異なるので、確認に時間がかかります。また保管方法も今までと異なる場合があります。

このように今までとは異なる部分が多くなってしますので、あらかじめ他部門に連絡や協力をお願いすると良いでしょう。

【効率化に最適!】インサイドセールスツールを選ぶポイント

課題や導入目的を明確にする

インサイドセールスツールを導入する前に課題や目的を明確にします。先述しましたが、闇雲にインサイドセールスツールを導入すると、思うような効果が発揮されないため、インサイドセールス担当者は不便だと感じてしまい、ツールを活用しないかもしれません。

導入する前に何を目的に導入するのか、またはどんな課題を解決するのかを必ず明確にしておくと、インサイドセールス担当者もうまく活用できるでしょう。

目的にあった機能がついている

インサイドセールスツールは、目的にあった機能がついているのか確認します。インサイドセールスが必要としている機能がなければ、業務効率が下がり、案件の一時的な停滞や受注確度の高い見込み顧客を失うかもしれません。インサイドセールス担当者のモチベーション維持にもつながります。

顧客情報や行動、履歴から顧客ニーズを把握したいという目的であれば、CRMツールに絞ります。そこからGmailやExcelを使いたい場合は、CRMツールの中でもGmailやExcelの連携機能がついているものを選びましょう。

どんな目的で、どのようなアプローチを実施するかを考え、それに適した機能がついているインサイドセールスツールを選ぶことがポイントです。

予算にあったツールを選ぶ

インサイドセールスツールを選ぶときは、予算にあったツールを選ぶのがポイントです。基本的に費用は月額料金で支払いますが、ここでは年間でどれくらいかかるかで予算を設定します。なぜなら期末決算の際に、ツールの金額は年間で記入することが多いからです。

予算に合っていないと、資金を多く使いたい部分に使えない状況に陥るので、将来の経営に大きな影響を及ぼすかもしれません。年間料金で計算し、予算を超えないようにしましょう。

おすすめのインサイドセールスツール|SFA・CRM編

ここからはおすすめのインサイドセールスツールについて紹介します。まずは以下の3つのおすすめSFA・CRMツールです。

  1. BALES CLOUD|スマートキャンプ株式会社
  2. SalesCloud|株式会社セールスフォース・ジャパン
  3. Senses|株式会社マツリカ

順番に解説します。

BALES CLOUD|スマートキャンプ株式会社

公式サイト:https://balescloud.jp/

BALES CLOUDはインサイドセールスに特化したSFAツールです。インサイドセールスを実施するために必要な機能が全てついているオールインワンツールで、顧客の見込み度合いに応じた最適な行動を自動化できます。

全ユーザーの90%が導入から1ヶ月以内に運用をスタートしているので、移行期間が短いのも魅力の1つです。

SalesCloud|株式会社セールスフォース・ジャパン

公式サイト:https://www.salesforce.com/jp/

SalesCloudは世界でもトップシェアを誇っているCRMツールです。あらゆる業務の効率化を図れるので、業務効率化を促進したい企業におすすめです。

近年ではAIを用いた営業活動が可能で、販売力の強化と成約率を伸ばしています。またカスタマーサービスも充実させられるので、顧客満足度を向上させるツールでもあります。

Mazrica Sales|株式会社マツリカ

公式:https://product-senses.mazrica.com/

Mazrica Salesは導入後の売上成長率が139%と非常に高い成功事例を持つSFAツールです。CRM機能を備えたツールでもあり、Excelからの脱却や、上場企業に向けた設計まで対応しています。搭載しているAIが案件のリスク分析や類似案件を直接アドバイスするので、安心して営業に臨めます。

現場主義でビジネスの成長も促すSFAツールです。

おすすめのインサイドセールスツール|MA編

次にMAでおすすめするインサイドセールスツールについてご紹介します。結論からお伝えすると、以下の3つです。

  1. Marketo Engage|アドビ株式会社
  2. Marketing hub|HubSpot Japan株式会社
  3. Account Engagement|株式会社セールスフォース・ジャパン

順番に解説します。

Marketo Engage|アドビ株式会社

公式サイト:https://business.adobe.com/jp/products/marketo/adobe-marketo.html

Marketo Engageは自動処理やコンテンツ、リード開発など実施できる世界最大級のMAツールです。自動化によって得られる迅速な施策を立ち上げたり、AIによる予測オーディエンスとセグメントを構築したりします。

また営業部門とマーケティング部門を連携することで、マーケティングデータを取り込んだり、リードジェネレーションやリードスコアリングなど高度な機能を活用可能です。その結果、最適なカスタマージャーニーが利用できます。

Marketing hub|HubSpot Japan株式会社

公式サイト:https://www.hubspot.jp/products/marketing

Marketing hubは収益の拡大や時間と労力の節約に役立つ豊富な機能と使いやすさを両立したMAツールです。とくに他部門との連携を重視しており、必要なツールや機能が1つに集約されているため、部門ごとの連携やデータの共有がスムーズになります。

社内のあらゆるものを結びつけることで、顧客とも親密な関係を築けるようになり、自社と顧客双方のビジネスに利益がもたらされます。

Account Engagement|株式会社セールスフォース・ジャパン

公式サイト:https://successjp.salesforce.com/accountengagement/beginner-guide

Account EngagementはSFAとCRMがともにトップシェアを誇っている会社のMAツールです。AI搭載のMAツールで、ブランド認知の強化、カスタマージャーニーなどでマーケティングの規模拡大を実現し、企業の売上を伸ばしています。SalesCloudと連携できるので、SalesCloudをすでに持っている方にはおすすめのMAです。

おすすめのインサイドセールスツール|ウェブ商談編

最後にウェブ商談でおすすめするインサイドセールスツールについて以下の3つをご紹介します。

  1. bellFace|ベルフェイス株式会社
  2. RemoMee|株式会社リンク
  3. どこでもSHOWBY|株式会社かんざし

順番に解説します。

bellFace|ベルフェイス株式会社

公式サイト:https://bell-face.com/

bellFaceは電話での商品提案から受注まで全て実施できるウェブ商談ツールです。商談画面を撮影・共有できたり、ホスト側にしか表示できないトークスクリプトなど、インサイドセールスにうってつけのツールとなっています。

また導入のコンサルティングも実施しており、3,800社以上の営業組織のDX化を支援したノウハウを提供しています。

RemoMee|株式会社リンク

公式サイト:https://www.beam-i.com/remomee

RemoMeeは、面接に特化していますが、インサイドセールスツールとしても優秀なウェブ商談ツールです。基本的な機能はもちろん、録画や音声認識機能を使ったテキスト化は、どんな内容であったかの見返しや、改善点を探すのに利用できます。

また資料を表示しているときに、今どこを説明しているかわかるマーカー機能なども搭載しています。

どこでもSHOWBY|株式会社かんざし

公式サイト;https://www.showby.cloud/detail/

どこでもSHOWBYは、低価格で高性能なクラウド型Web商談ツールです。グループ通話もあるので、社内で会議を実施する場合でも利用できます。また名刺交換機能もついているので、ビジネスマナーも守れます。

セキュリティ面では、2段階認証機能があるので、IDやパスワードの認証に加えて、Eメール方式の認証コードも必要です。このように2段階の認証を設けることでセキュリティレベルも向上できます。

まとめ:インサイドセールスツールを利用して、営業活動の効率化を促進させよう

インサイドセールスツールを用いることで、営業の時間を短くし、商談数が増えます。商談数が増えるとその分、受注できる数が増えるかもしれないので、売上の向上に直結するツールといえるでしょう。

インサイドセールスを導入している企業は、ぜひツールを活用してみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。リードファクトリーでは、インサイドセールスに関する無料相談をおこなっています。ぜひお気軽にご相談ください。

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一橋大学商学部卒。ENEOS株式会社に新卒で入社。日本最大級の屋内型テーマパークの立ち上げ、ベンチャー企業でマーケティング責任者としてBtoBマーケティング、インサイドセールス等の立ち上げ。その後、プライム市場上場のグローバル医療メーカーにて、海外BtoBマーケティングに従事。その後、BtoBマーケティング・営業DX支援の株式会社LEAD FACTORY.を創業。