要件が固まっていない依頼にも柔軟対応。多様なプロ集団による包括的サポートで業務を推進

リードファクトリー事例記事_アゼンタ株式会社様

ご支援内容

【課題】

  1. リブランディングに伴い、既存の営業資料やカタログを大幅に刷新する必要があった。
  2. 日本市場のマーケティング業務を幅広く担うなか、資料制作に充てられる人的リソースに限りがあった。
  3. 要件が固まっていない段階から相談できる、柔軟な制作体制が必要だった。

【目的】

  1. 優先度の高い資料制作を外部に任せる。
  2. 要件が固まる前から相談できるパートナーを見つける。
  3. 継続的に依頼できる体制を整える。

【効果】

  • 一度の契約で包括的に依頼できるようになった。
  • 担当者が不在でも資料制作が進み、業務が前進した。
  • 発注の意図を汲んだ資料がスピーディーに納品された。

【会社概要】

アゼンタ株式会社
業種:ライフサイエンス・医療関連(Health Care)
設立:2016年(日本ジーンウィズ株式会社として設立、2021年にアゼンタ株式会社へ社名変更)
事業内容:ゲノミクス研究開発支援事業、遺伝子合成・分子生物学サービス事業、ライフサイエンス分野におけるサンプル管理・保管・自動化ソリューション事業

アゼンタ株式会社は、ライフサイエンス分野における研究開発を支援する企業です。GENEWIZブランドを通じて、サンガーシーケンシング、次世代シーケンシング、遺伝子合成などのゲノミクス関連サービスを提供しています。また、ライフサイエンス分野におけるサンプル管理・保管・自動化ソリューションも提供し、研究機関や製薬・バイオテクノロジー企業の研究開発を支援しています。

リブランディングで資料刷新が急務に。1人体制のなか直面したリソースの壁

遠藤:当社へご相談いただく前に、どのような課題があったのかお聞かせください。

大滝様:当時の課題は、日本法人のマーケティング業務全般を実質的に私1人で幅広く担っていたことです。マーケティング全体のプランニングや戦略立案から、デジタル施策、オンサイトのイベント、Webサイト、ブランディング、社内イベントまで、担当していました。業務範囲が非常に広く、社内のリソースだけではすべてに対応することが難しい状態でした。

遠藤:幅広い領域を1人でカバーされていたのですね。そのなかで、資料制作を外部に依頼しようと考えた背景を教えてください。

大滝様:一番の理由は、リブランディングによって既存資料を作り直す必要が生じたことです。

2025年8月に、アゼンタの事業の一つであるマルチオミクス受託サービスをGENEWIZとしてリブランディングすることになりました。それに伴い、既存の営業資料やカタログを全面的に作り替える必要がありました。お客様にお見せする資料から優先して切り替えていく必要があったため、資料制作の優先度が非常に高くなりました。

ただ、1人でマーケティング業務全般を進めながら、すべての資料を刷新するのは現実的ではありませんでした。

遠藤:そうした背景から、外部パートナーを探し始めたのですね。当時は、どのような基準で依頼先を検討されていたのでしょうか?

大滝様:次々と新しいプロジェクトが出てくるなかでも、柔軟に対応していただけるかどうかを重視していました。

比較検討した企業の多くは、「このカタログを作りたい」と依頼する場合、事前にプロジェクト内容をしっかり作り込んでおく必要があったんです。ただ、当時は1人体制でマーケティング業務を回していて、何をどう依頼するかを細かく整理する余裕はありませんでした。

そのため、要件が固まりきっていない段階から相談でき、月単位の時間のなかで幅広く対応していただけるパートナーを探していました。

見積もり・稟議の手間を削減。現場の負担を抑える包括的サポートが決め手に

遠藤:複数の企業を比較するなかで、最終的にリードファクトリーへの依頼を決めた理由を教えてください。

大滝様:決め手は、プロジェクト単位で依頼内容を固めきらなくても、月単位の契約内で柔軟に対応していただける点でした。

当時のアゼンタは、リブランディングに伴う資料の作り直しをはじめ、細かな依頼が次々と発生している状況でした。一般的なプロジェクト単位の進め方では、依頼ごとに内容を整理し、見積もりを取り、社内で稟議を通すというプロセスが発生します。ただ、日々の業務が多岐にわたるなかで、その手続きに時間をかけるのは現実的ではありませんでした。

その点、リードファクトリーさんからは、月単位で継続的に相談できて、必要な業務をその都度お願いできるというご提案をいただきました。毎回の煩雑なやり取りを挟まず、まず相談できる状態を作れることは、現場にとって大きな負担軽減になると感じたんです。

遠藤:最初にお会いした際、大滝様が非常に多忙な状況であることはすぐに伝わってきました。だからこそ、私たちがどのように貢献できるかを具体的に示す必要があると考えたんです。

私自身も事業会社でマーケティングを1人で担当していた経験があるため、どの業務に手間がかかるのかは理解していました。特に資料制作は、細かいレギュレーションの確認などで多くの労力を要します。まずは私たちがその業務を担い、大滝様のリソースを確保することが最優先だと考えました。

資料制作をお任せいただくことで工数が空けば、他の重要な業務に時間を使っていただけるという確信があったのです。

大滝様:本当にそのとおりで、実際の作業部分を丸ごと担っていただけたことは非常に助かりました。

細かく要件を定義する余裕もないなか、「こういうものを作りたい」と大まかなイメージをお伝えするだけで、意図を汲み取って柔軟に形にしていただけました。当時の体制だと、プロジェクトを細かく定義してから依頼する進め方では間に合わなかったと思います。

煩雑な事務作業を気にせず、常に依頼できる状態を作っていただけたことは、大きな価値でした。

遠藤:私自身も事業会社でマーケティング実務を経験してきたので、依頼のたびに手続きを増やすよりも、目の前の業務をどう前に進めるかが重要だと感じていました。

実際の支援でも、まずはボールを投げていただき、こちらで状況を判断しながら柔軟に対応を進めるスタンスを大切にしています。

大滝様:外注先というよりも、同じチームのメンバーとして一緒に動いているような感覚を持てたことも大きなポイントでした。

追加で対応したいことが出てきたときも、まず相談できる状態があるので、業務を止めずに前へ進められます。こちらの状況や優先順位を踏まえて柔軟に動いていただけるため、単発で依頼する相手というよりも、日々のマーケティング業務を一緒に進めるパートナーに近い感覚です。

こうした関係性があったからこそ、安心して業務を任せられる環境が整ったのだと感じています。

不在時も資料制作が進む安心感。自分が2人いるような感覚で業務が前進

遠藤:実際に取り組みがスタートしてから、マニュアルやフライヤーなど、さまざまな資料制作をご一緒してきました。大滝様から見て、アウトプットの質やスピード感はいかがですか?

大滝様:質の高さには、いつも満足しています。こちらからお渡しする資料が古いものだったり、情報が十分に整理されていない状態だったりしても、内容を整理し、統一フォーマットに沿ってきれいに仕上げていただけます。フライヤーも、簡単なイメージをお伝えするだけで、意図を汲んだデザインを提案していただけるのでありがたいですね。

スピード感も非常に早く、助かっています。私は出張などで不在にすることも多いのですが、その間にもお願いしていた作業がどんどん進んでいるんです。以前はこうした資料もすべて自分で作らなければならなかったので、大きな変化を感じています。

遠藤:弊社では、デザイナーの特性に合わせて担当を分けているんです。きっちりと型に沿って作るのが得意なメンバーと、ゼロからデザインを考えるのが得意なメンバーがいるため、資料の種類に応じて適切な体制で進めています。

また、大滝様が事前に作ってくださる指示書やイメージが非常にわかりやすいため、デザイナーも迷いなくスピーディに着手できています。

大滝様:最初は手探りの部分もありましたが、コミュニケーションを重ねるなかで「GENEWIZのブランドとして、どのような方向性のデザインにするか」というすり合わせが進んでいったと感じます。

最近では、大まかなイメージをお伝えするだけでも、意図を汲んで進めていただける場面が増えました。こちらの要望をただ形にするだけではなく、チームとして一緒に進めている感覚があるのもありがたいです。

遠藤:大滝様はマーケティング業務を1人で担当されているため、ご自身の工数をいかに削減できるかが重要なテーマでした。実際に資料制作をお任せいただくようになってから、業務の負担はどれくらい減ったと感じられていますか?

大滝様:感覚としては、自分が2人いるような状態になりました。もし今も私1人ですべての作業を抱えていたら、優先順位の都合で多くの業務が手つかずのままだったと思います。

自分が他の業務にあたっている間に、やりたかった施策が裏側で着実に進んでいく。その安心感は非常に大きいですね。

多様な得意分野を持つプロ集団が、理想のマーケティングチームを実現する

遠藤:大滝様が考える「理想のマーケティングチーム」とは、どのようなチームでしょうか?

大滝様:理想を言えば、デジタル領域の担当者、キャンペーンを企画する人、デザイナーなど、それぞれの分野のプロフェッショナルがいるチームです。ただ、少人数の組織で、すべての専門人材を社内に抱えるのは現実的ではありません。

だからこそ、さまざまな得意分野を持つ方がチームになっているリードファクトリーさんに依頼できることは、大きなメリットだと感じています。新たにメンバーを1人採用したとしても、対応できる範囲には限界があります。多様な強みを持つチームに、資料制作からデザイン、必要に応じたマーケティング施策まで相談できることに、外部パートナーとしての価値があると思います。

遠藤:ありがとうございます。私自身、事業会社のマーケターとして実務をひと通り経験してきたので、お話を伺えば「この業務は誰が得意か」「どのメンバーに任せると進めやすいか」がイメージできるんです。弊社では、依頼内容に応じて、その分野が得意なメンバーに任せられる体制を整えています。

プロジェクト単位で区切るよりも、目の前の業務をどう前に進めるかに焦点を当てたほうが、現場にとっての意義があると考えています。よいメンバーに恵まれていることも、柔軟に支援できている理由の1つですね。

大滝様:依頼内容に応じて、最適な方が一緒にプロジェクトを進めてくださる点は本当に心強いです。単に業務を外注しているというより、それぞれの得意分野を持つ方々がチームとして伴走してくださっている感覚があります。だからこそ、多岐にわたる業務も安心してお任せできています。

弊社のようにマーケティングの専任担当者が1〜2人で、なおかつ担う業務が幅広い企業には、ぜひおすすめしたいですね。施策を進めるうえでスピードと柔軟性が求められる状況であれば、リードファクトリーさんは非常に心強いパートナーになってくれると思います。

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